松本大臣記者会見(令和8年7月10日)

松本デジタル大臣記者会見要旨

(令和8年7月10日(金) 9時25分から9時32分まで 於:デジタル庁20階会見室及びオンライン)

1. 発言要旨

一昨日7月8日に、国家公務員制度担当大臣として、国家公務員の皆さんの「働きがい」向上に向けて、若手の国家公務員によるワークショップを開催しました。
私の提案でやりたいなと思って開催させてもらったのですけど、若手を中心に12省庁から約40名、オンラインも含んでいるのですが、職員の皆さんに参加していただきまして、「なぜ国家公務員として働き続けるのか」、それから「今後も国家公務員として働き続けるには何が必要か」といったことについて意見交換をして、各グループ、オンライン入れると7つかな、グループを作ったのですけれども、7つそれぞれプロダクトを発表してもらったということでございます。
私も各テーブルでずっとお話を聞いていたのですけど、「上司とのコミュニケーション」とか、あるいは「自分の仕事が何の役に立っているのかなかなか見えない」とか、そういったようなお話もあったり、あるいは「5年後・10年後を見通せるキャリアの予測がなかなかつかない」というような悩みというかご意見もありました。こういった生の声を聞いて、今後の施策に反映させていきたいなと思っていて、もう少し続けてもいいかなと思っていますし、あと上司の話が出たので少し役がついている人たちを集めて、どう思っているの、どうしたらいいみたいな話もしてみたいなと思っています。上司といっても相当偉い人はもうやめて、これからもっともっと偉くなっていく上司の人とか、そのあたりにフォーカスしてやっていきたいなと思っているところでございます。非常に有意義なワークショップになりました。

2点目です。国産クラウド上での国産基盤モデルの試用を開始することとしました。本日、プレスリリースでも発表しますけれども、ガバメントAIの源内に関する新たな取組でございます。
今、デジタル庁では、政府職員18万人に源内を使ってもらおうということで、順次アカウントを付与して作業を進めているところなのですけれども、国内で開発されました5社の大規模言語モデルを試行的に利用していくということでございます。その予定をしております。
国産基盤モデルについては、唯一の国産のガバメントクラウドである「さくらのクラウド」の上で、国産の大規模言語モデルを稼働させるということで、国産、国産というところで少し我々としても、デジタル庁としてもそういったところにはこだわるというよりも注力していきたいと思っています。
国産のみでこういったことを構成して、政府がガバメントクラウド上で国産のAIを動かしていくということですね。「さくらのクラウド」にとってもガバメントクラウド上で実利用する初めての第1号案件ということになります。国産基盤モデルで、「さくらのクラウド」で稼働する3モデルは、NTTデータ、それから富士通、Preferred Networksと、この3社が現状スタートすることになっています。他の2社のモデルもあるのですけど、こちらは今さくらのクラウドの上で対応するメニューはないので、引き続き別の海外クラウドで使っていただきますけれども、いずれにしてもこの5社が大規模国産言語モデルということになると思います。
今年の8月までに、この3社の国産基盤モデルを「さくらのクラウド」上で稼働させるということです。国産のクラウド及び国産基盤モデルの有用性、信頼性、経済性を検証していきたいと思っています。
デジタル庁では、安心・安全な国産AIの利用促進、推進、国産AIの性能向上、そして国産AIに対する安定的な需要の創出を考えてまいります。本日も、AI戦略本部でAI基本計画等に関する会議がありましたけれども、総理からも日本AXを進めるんだということで、まず行政から始めてほしいという内容がご発言でございましたので、これがその先陣を切っていくことになるかなと思っております。

2. 質疑応答

(問)源内の件で確認したいのですけど、確か選定されたのは7社あって、今回3つということになるのですが、これ何か理由は。

(答)特段理由はなくて、 7社を我々としては選定しましたけど、2社については先方の事由があったということで、今5社。今3社と言ったのは、あくまでもさくらのクラウドで走らせるのが3社ということで、国産の言語モデルを使って源内を運用するということについては、当初の5社ということでございます。

(以上)