松本大臣記者会見(令和8年5月26日)
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松本デジタル大臣記者会見要旨
(令和8年5月26日(火) 9時10分から9時21分まで 於:デジタル庁20階会見室及びオンライン)
1. 発言要旨
5月25日(月)、マイナポータルの薬画面をリニューアルしましたので、そのお知らせでございます。
マイナポータルのホーム画面から直接アクセスできる薬の画面ですね。これまで、前月までに薬局や医療機関で受け取った「過去の薬」の情報が閲覧可能でした。これあまり評判良くなくて、全然最近のは出ていないと。僕も地元に帰るとよく言われたりしたのですけども。
今回リニューアルしまして、直近100日以内に受け取った「最近の薬」とか「処方せん」の情報も、同じ画面で簡単に、まとめて確認できるようになったということです。同じ画面というのは、実は今までも結構深く入っていくと見られたのですけど、かなり何回もクリックを繰り返して深く入っていかないと見られなかったのを表に出してきたという、そういう仕組みなのですけどね。最近のものが見られるようになったということです。
特に、今回追加した「最近の薬」や最近の「処方せん」の情報については、電子処方箋に対応している医療機関や薬局で処方せんや薬を受け取った場合に、原則、当日中に閲覧ができるということです。
すなわち、薬局の方はもう89%電子処方箋に対応できています、ですので、そちらの方からきちんと入力をいただければ、その日のうちに閲覧が可能になるということでございます。ご自身の薬の情報を理解したり、管理しやすくなるという点で便利になるということです。
実は、この作業は生成AIを用いて画面開発しました。生成AIを使いますと作業工数が5割ほど削減できたということで、今後も、我々もこういった便利なマイナポータルを目指してAI駆動開発を進めていきたいと思っています。
2点目です。「ワークスタイル変革取組アワード2026」についてです。国家公務員制度担当大臣として、ワークスタイル変革取組アワードについてお知らせすることになりますが、内閣人事局及び人事院の共催で、国家公務員のワークスタイルをより良くする取組ということで、職員による投票を通じて最優秀賞を決定するアワードを実施しました。昨日25日(月)に授賞式を開催したところでございます。これについては、昨日、私もXの方では出させていただきましたけれども。
今回は、デジタルツール活用などに係る取組を募集したところ、各府省から過去最多の251件の応募がございまして、9,600人を超える職員が投票して、8件の最優秀賞を選んだということでございます。
このような取組が全国の公務員の職場に広がって、職員一人一人が能力を最大限に活かして、国家公務員の働き方の改革に繋がっていけばと思っております。
3つ目です。第二回CBRNEテロ対策会議の開催についてです。本日26日(火)、総理指示に基づくCBRNEテロ対策の責任者として、テロ対策会議を開催します。後日、開催状況については内閣官房のホームページで公表する予定でございます。今回の会議では、これまでこういったCBRNEテロの知見の深い専門家から講演とかレクチャーをいただいております、今日もあります。それでCBRNEテロから国民を守り抜くための新たなアクションプラン、骨子というものを提示したいと思っております。骨子のポイントは、司令塔機能の強化、対処能力の向上、危機対応医薬品等の確保の推進及び医療提供体制の強化、その他諸対策の推進としております。また、来月には関係機関を参集し、CBRNEテロ対策に特化した図上訓練を行う予定で、私自身も訓練を視察して、より一層、現場の皆さんと意見交換をしていきたいと思っているところでございます。いつ起こるかわからない状況ですから、若干、我が国のCBRNEテロ対策、今までもNBC対策としてなかったわけではないのですけども、その後いろいろ状況が変化しつつあることもあろうと思います。そういう今の状況に合わせた対策、昔のいろいろな、救急医療も含めて、対策というのは少し古くなっている部分がありますので、今の考え方に基づいた対策に大きく転換していくということを、この会議の主軸に私据えているのですけども、それを図上訓練等を通して確認していきたいと思っているところでございます。
2. 質疑応答
(問)ガバメントAI、源内についてお伺いします。源内については、今年からデジタル庁以外での他省庁へのアカウント付与というのが進んでいまして、5月から大規模実証もスタートしたところなのですけども、改めて大規模実証に対する期待というのと、源内の中で国会答弁作成支援のAIというのは今開発中ということで伺っているのですけど、中央省庁で働いている職員の長時間勤務の抑制に関する期待みたいなところもお伺いします。
(答)ガバメントAIの源内については、結構メディアの方々にも注目をしていただいていまして、非常にありがたいなと思っています。政府が率先してAIを活用していくことは非常に重要なことだと思っています。とりわけ、公務員の担い手が少なくなる中において、質の高い行政サービスを維持するためにAIを積極的に活用していくことは、公務員自身にも、それからおそらく国民の皆さん全員にも資することだろうと思っています。これまでの古いやり方にずっととらわれていた霞が関や、あるいは地方の公務員の皆さんの仕事ぶりを大きく転換する起爆剤になればいいなと思っております。ですから、この大規模実証に対する期待というのは、私自身も非常に大きいものがあります。とりわけ、ではどこがどのように良くなるのかということになりますと、国民の皆さんに一番わかりやすいのは、やはり国家公務員が国会答弁の回答を作成するのにものすごく時間がかかっていることは、もうずっと昔からメディアにも取り上げられているところだと思いますから、おそらくそこが一番関心が高いし、ある意味AIを使ってここが良くなりましたという意味では一番わかりやすい部分ではないかと思っています。私自身も自分の答弁書をできる限りAIを使って作成するようにと指示を出しているところですけれども、今年度中にこの国会答弁の作成を支援するAIアプリケーションを開発して、リリースする予定をしています。今は源内を使って検索をするとか、文章を考えさせるとかというように使っているわけですが、国会答弁に特化したAIアプリケーションを今年度中に作る予定をしていますので、より一層、政府内の対応というのが進むことを期待しています。最終的には、国家公務員の働き方改革があって、今おっしゃったような超過勤務の改善にもなるだろうと。つい先日も、今、法案の改正の審議が進んでいるところですけど、夜中までやっているのですよ、スタッフたちが。これはいくら何でも問題があろうと思いますので、これは質問の提出の時間とか源内だけではどうにもならない部分もあると思いますが、そういったものも各与野党の議員の皆さんにもご協力いただかなければいけないのですが、その上で、また、AIを使って回答を作っていくことで、もっと早く仕事が終われるように、そういったところまで結びつけていきたいと思いますから、是非、このAIの活用、源内の活用については皆さんも注目していただきたいと思っております。
(以上)